開発品パイプライン

デバイス 詳細
  • デザイン
    及び
    プロトタイプ
  • 臨床試験
    及び
    製品開発
  • 承認・認証
    510(k)
ウェアラブル近視メガネ クボタメガネ
在宅·遠隔眼科医療用
網膜モニタリング機器
eyeMO※
超小型モバイルOCT
 (網膜、光干渉断層撮影機器)
在宅·遠隔眼科医療用
網膜モニタリング機器
eyeMO※
NASA宇宙飛行士モニタリングデバイス

デバイス

ウェアラブル近視メガネ

詳細
クボタメガネ
  • デザイン 及び
    プロトタイプ
  • 臨床試験 及び
    製品開発
  • 承認・認証
    510(k)

デバイス

在宅·遠隔眼科医療用
網膜モニタリング機器
eyeMO※

詳細
超小型モバイルOCT (網膜、光干渉断層撮影機器)
  • デザイン 及び
    プロトタイプ
  • 臨床試験 及び
    製品開発
  • 承認・認証
    510(k)

デバイス

在宅·遠隔眼科医療用
網膜モニタリング機器
eyeMO※

詳細
NASA宇宙飛行士モニタリングデバイス
  • デザイン 及び
    プロトタイプ
  • 臨床試験 及び
    製品開発
  • 承認・認証
    510(k)
低分子化合物 適応症
  • 前臨床
  • 第1相
  • 第2相
  • 第3相
エミクススタト塩酸塩
RETAKU※
スターガルト病
エミクススタト塩酸塩
RETAKU※
増殖糖尿病網膜症

低分子化合物

エミクススタト塩酸塩
RETAKU※

適応症
スターガルト病
  • 前臨床
  • 第1相
  • 第2相
  • 第3相

低分子化合物

エミクススタト塩酸塩
RETAKU※

適応症
増殖糖尿病網膜症
  • 前臨床
  • 第1相
  • 第2相
  • 第3相

※ 「eyeMO」は在宅・遠隔眼科医療用網膜モニタリング機器 PBOS(Patient Based Ophthalmology Suite)の商品名

※ 「RETAKU(レタク)」はエミクススタト塩酸塩の商品名

最新の主要開発品:クボタメガネ

クボタメガネテクノロジー

クボタメガネテクノロジーは、網膜に人工的な光刺激を与えて近視の進行の抑制、治療を目指す当社独自のアクティブスティミュレーション技術です。網膜に光刺激を与えて近視の進行の抑制、治療を目指す技術は既に実用化されており、米国では CooperVision 社の「MiSight® 1 Day」という製品が近視抑制効果があるとして米国食品医薬品局(FDA)より認可を受け、販売されています。これらの製品は、多焦点コンタクトレンズの仕組みを応用し、自然光をぼかして網膜周辺部に刺激を与えることで、単焦点コンタクトレンズと比較して、近視の進行を抑制することを証明したコンタクトレンズです。一方、当社グループの「クボタメガネテクノロジー」は、この理論的根拠をもとにナノテクノロジーを駆使してメガネに投影装置を組み込むことで、自然光をぼかすことなく、直接一番効果的な映像を網膜周辺部に投影することを実現し、先行品よりも短時間の使用でより自然な見え方を維持しながら、高い近視抑制効果を実現することを目指しています。クボタメガネについてはこちらをご覧ください。

他社製品と特長比較

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近視とは?

近視の多くは網膜の手前で焦点が結ばれてしまう屈折異常です。近視を発症すると近くのものが見えて、遠くが見えにくい状態になります。眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が正常よりも長い、または角膜や水晶体の屈折力が大きすぎることにより、近視を発症します。

通常、子供は体の成長に合わせて眼球が成長しますが、早期に発症した近視は、年齢があがるにつれて強くなる傾向があります。特に近視は8歳から12歳ごろに進行することが多いと知られており、近視が強くなると、強度近視と呼ばれます。近視の進行は20代までといわれていますが、大人になっても近視を発症する可能性があります。

近視人口の現状と予測

近視の人口は全世界で急速に増えており、眼疾患の中でも最も多い疾患のひとつです。特にアジアの近視人口は著しく増加しており、欧米において成人の近視の有病率は30%から40%に対し、アジアでは80%と言われています。過去20年を比較しても、子供の近視有病率は飛躍的に高くなっており、このまま上昇し続けると推定されています。

近視を放置する危険性

近視により低下した視力は、アイケア専門家が処方したメガネやコンタクトレンズなどの矯正用レンズで治療可能です。ただ、これらの矯正用レンズは、近視の根本的要因となっている眼軸長(角膜から網膜までの長さ)を変えるわけではありません。眼軸長が過剰に伸長し、強度の近視を発症すると、緑内障、白内障、網膜分離症や網膜剥離などの深刻な視覚障害につながる可能性があります。近視が進めば進むほど、こういった病気のリスクが高まり、特に子供のころに強度近視を発症した場合のリスクはさらに高まると言われています。

近視発症の要因

近視は、眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が正常よりも長い、または角膜や水晶体の屈折力が大きすぎることにより発症します。眼球は子供の成長に伴って伸びますが、通常であれば10歳から12歳の間に止まると言われています。近視の発症要因は、近見作業の増加などといった環境要因と遺伝要因があると考えられており、両親が近視の場合、子供も近視になりやすいという報告もあります。しかし、近年の近視人口は、遺伝要因では説明ができないほど急激に増加しており、環境要因など他の要因が強く関係していると言われています。

世界保健機関(WHO:World Health Organization)でも強度近視に対して危機感を抱いており、人々の人生に大きな影響を与える疾患であると言及しています。強度近視が悪化すると、白内障、緑内障、網膜非薄化、網膜剥離、近視性変性などの合併症を起こすリスクが高まります。

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